6月期の決算発表もでそろいましたが、コロナ禍による物流の混乱・米国の利上げによる円安に加えてウクライナ紛争に原料代高騰など先行きが見通せない状況が続きます。
見通せる状況なんてそうないですけどね。
出典:パナソニック ホールディングス㈱ (6752) 2023年3月期 第1四半期決算短信
そうした中、電力会社の原燃料費調整制度や航空会社の燃料サーチャージのようにエネルギーの変動を価格に転嫁する会社が増えてきました。
5233:太平洋セメント
石炭価格の変動をセメント価格に反映する「サーチャージ制」の導入。顧客は固定価格方式かサーチャージ方式を選択。価格決定の方法を従来の商習慣にとらわれず設定する方法として注目されています。だたし、原料高騰時には受け入れられにくい制度などで浸透するには時間がかかるでしょう。同業の住友大阪セメントやトクヤマはサーチャージ制には現段階では追随しない模様。
太平洋セメントは日足で底値圏にいますのでウォッチしています。
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